2008-04-15 第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
このような国産化時代に、問題は、これをどう有効に活用し利用していくかという、その利用のシステムをしっかりしておかなければならない、こう思っているわけでございます。
このような国産化時代に、問題は、これをどう有効に活用し利用していくかという、その利用のシステムをしっかりしておかなければならない、こう思っているわけでございます。
川下側の大型ユーザーのニーズに対応するためには、どうしてもやはり大量に大きなロットで安定的に供給していくというものが必要でございまして、そのためには、今申されましたような林業事業体、そして民有林、国有林も含めて、一体となって安定供給を図っていく、こういうことをしないと本当の国産化時代というものは迎えられないと思っていますので、ここは非常に大事な点だと思っております。
委員御指摘のとおり、国産化時代が来たと言いながら、なお十分な展望が開けないままに林家が苦しんでいらっしゃることは事実でありまして、それに関係する我々農林水産省といたしましては、やはり後ろ向きでなくて、何とか前向きの施策を一歩、二歩、今度出す法案が一〇〇%、百点満点とは申しませんが、どうかひとつその辺に十分委員の御協力と、さらにまた積極的な御提案を心からお願いしたいと思います。
○志賀(一)委員 今お話がございましたけれども、私の質問でまだ一つ答えていないのは、国産化時代との関連でどうなるのかという点についてちょっと御説明がなかったので、お聞きしたいと思います。
私は、林政審答申なりあるいはそれに基づく国有林野事業の再建対策につきましては、単に経営を規模縮小するとか経費を削減していくという方向だけではなくして、やはり来るべき国産化時代を目指す、そして日本の林業が洋々たる未来を切り開きながら発展をしていく、そういう基礎づくりというふうに位置づけて、希望を持って取り組んでいきたいというふうに思うのであります。
そこにおきましては、先生御指摘のように、我が国の森林資源は充実しつつありまして、二十一世紀には国産化時代の到来が予測されているところでございますが、当面、二十年の木材の需給について見通しを立てておりまして、自給率につきましては五十九年は三七%であったわけでございますが、七十九年には幅を持って見通しておりまして、四三ないし四八%に上昇する、このような見通しを示しているところでございます。
二十一世紀は国産化時代をという演説をしてみても、絵にかいたもちに終わってしまう。また、国有林も自助努力で改善することは必要であるけれども、しかしなかなか国有林を取り巻く非常な難しい問題もある。したがって、林業を危機に陥れている構造的問題をどういうふうに認識しておるのか。
そして、先ほどから皆さんの中でも議論があったわけですけれども、二十一世紀ちょうど十五年後ぐらいに、そのころにはどうしても国産化時代になるであろう。しかし、それに対応するためには、きちんとした間伐ですとか保育というものが必要ですよという考え方がございます。